借金返済の目処が立たなくなったら債務整理をするべきですが、ほとんどの方はギリギリの状態になるまで自力で解決しようとします。心の中では完済が無理だとわかっていても、それを認めようとせずに返済を続けようとするのです。しかし、遅延した分の返済ができない時点で、完済は極めて難しいと考えていいでしょう。近いうちに給料アップが期待できるなら話は別ですが、給料が現在と変わらないならば完済も無理だと考えていいでしょう。
節約をして返済できる状態ならば、すでに節約を始めているはずです。取り立ての電話が来るようになれば精神的にも追い詰められますから、払える状態なら必ず払うはずです。弁護士に相談をするのは勇気がいることですが、相談をして困ることは絶対にあります。弁護士は必ず解決策を提示してくれるので、気持ちがスッキリとすることでしょう。
借金の額が大きくても、債務整理ならすべて解決できます。しかし、借金の金額により解決できる債務整理が限られてくることが多いです。将来の利息をゼロにするだけで返済できるなら、任意整理という方法が使えます。今ある借金を8割程度減額して、残りの2割を返済できるなら個人再生が使えます。
これらの方法で整理できないほど借金が大きいなら、自己破産を選ぶことになるでしょう。今は任意整理や個人再生で解決が可能だとしても、このまま借金を放置しておくと自己破産は必要になることもあります。債務整理をするなら、早いほど色々な方法から選べるのです。
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